第48節まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 01:52 UTC 版)
「2009年J2最終節」の記事における「第48節まで」の解説
2009年は、J2のクラブ数が18になったことを受け、J1・J2入れ替え戦が廃止され、J1への昇格はJ2上位3チームの自動昇格方式となった最初のシーズンだった。 18チーム3回戦総当たりとなったこの年は、C大阪、仙台、湘南、甲府の4チームが序盤から抜け出し、対戦が一巡した第17節終了時点で4位甲府と5位水戸ホーリーホック(水戸)との勝ち点差が既に6あるという「4強」状態となり、この4チームの間の順位が入れ替わりながらそのままシーズン終盤までもつれ込むことになった。 湘南は一時は首位に立つものの第28節から4連敗するなど調子を落としてじりじりと順位を下げ、甲府は負けは少ないものの勝ちきれない試合も多く、第24節からの11試合で4勝4分3敗と波に乗りきれないなど、各チームとも中盤では勝ちきれない試合も多く混戦が続いたが、終盤にかけて第33節からの6戦を5勝1分けの無敗で一気に勝ち点を上積みした仙台と第36節から無敗を続けるC大阪がそれぞれ一歩抜け出す展開となった。 11月8日に開催された第48節、C大阪はホームでザスパ草津(草津)に5-0と大勝して12戦無敗(9勝3分け)で勝ち点を101まで伸ばす。この時点でC大阪は甲府・湘南の勝ち点を下回る可能性がなくなり、J1昇格を自力で勝ち取った。仙台は「自身が勝利し、甲府・湘南がともに引き分け以下であれば昇格確定」という条件の中、アウェイにて4-0で水戸に勝利。甲府がアビスパ福岡(福岡)に1-2で敗戦、湘南が東京ヴェルディ(東京V)に2-2と引き分けたことで仙台の昇格も確定した。これにより、昇格残り1枠は甲府と湘南の争いになった。
※この「第48節まで」の解説は、「2009年J2最終節」の解説の一部です。
「第48節まで」を含む「2009年J2最終節」の記事については、「2009年J2最終節」の概要を参照ください。
- 第48節までのページへのリンク