第2期かぐや姫時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 01:51 UTC 版)
「かぐや姫 (フォークグループ)」の記事における「第2期かぐや姫時代」の解説
1971年 - 高校の後輩だった伊勢とカレッジフォークグループ「シュリークス」を脱退したばかりの山田と共に南こうせつとかぐや姫(第2期かぐや姫)を結成。 1971年9月25日 - シングル『青春』で再デビュー。 1972年3月 - テレビアニメ『海のトリトン』(朝日放送・TBS系)の主題歌「海のトリトン」を須藤リカ/南こうせつとかぐや姫名義のシングルとして発売。番組のオープニング(最初の6回まで)またはエンディング(7回以降)で、須藤リカとかぐや姫がこの曲を歌う実写映像が使われた。 1972年4月20日 - アルバム『はじめまして』発売。吉田拓郎らの協力を得て制作され、5万枚を売り上げる。 1973年9月 - シングル『神田川』を発売。深夜放送のリスナーから支持を得て、シングルカットされたこの曲は、最終的に160万枚を売り上げる自己最大のヒット曲となる。この年NHK紅白歌合戦に出場の話が来るが、歌詞に登場する「クレパス」が商標であることから、「クレヨン」への変更を要請され、出演を辞退。「神田川」は後に東宝において映画化されるが、主役のイメージが歌と大きく違いすぎたと南こうせつは話している。 その次のシングルとして南こうせつが考えていたのは「22才の別れ」か「なごり雪」であったが、すでに映画化が決まっていたためレコード会社側が一方的に決めた「赤ちょうちん」をリリース(この曲からグループ名を「かぐや姫」に変更)。その後も映画化の話が絡み「妹」がシングルになるなど、アーティストの意思が無視されることが続き、それが原因で解散が早まったという。 1975年4月12日 - 東京神田共立講堂で行われた解散コンサートを最後に解散。南こうせつと山田パンダはソロ、伊勢正三は風として、音楽活動を継続する。最後の2枚組アルバム『かぐや姫フォーエバー』は、オリコンLPチャートのトップ100に186週ランクインを記録した。
※この「第2期かぐや姫時代」の解説は、「かぐや姫 (フォークグループ)」の解説の一部です。
「第2期かぐや姫時代」を含む「かぐや姫 (フォークグループ)」の記事については、「かぐや姫 (フォークグループ)」の概要を参照ください。
- 第2期かぐや姫時代のページへのリンク