第2放送に移行
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「NHKラジオ学校放送」の記事における「第2放送に移行」の解説
学校放送は急速に発展し続け、番組数と総放送時間の増加でNHKラジオ第1放送の一般番組の放送枠を圧迫するまでになった。そこで学校放送番組をNHKラジオ第2放送に移行させる計画が進められる。試験的に1950年4月から学校放送の再放送が第2放送で開始されるが、NHK局内や学校関係者から次のような反対意見が出される。 学校放送が第1放送で放送されることで認知度が上がり、家庭にいる保護者も学校放送の内容を確認することができる。 第2放送は第1放送より周波数が高く、第1放送より可聴範囲が狭い。第2放送は中継局を中心に未開局地域がある。 それらの不安を解消するため、学校放送番組の質的量的の充実、第2放送の未開局地域は札幌・秋田・東京・大阪・熊本の大出力局を受信することの周知徹底を実施。1953年4月、NHKラジオ第2放送への完全移行が実施された。 1953年4月 NHKラジオ第2放送完全移行時間月曜 - 金曜土曜08:15-08:30 学校向けラジオ体操と音楽 08:45-08:55 学校新聞 08:55-09:00 今日の学校放送 09:00-09:15 小学校の時間 ラジオ音楽教室・ラジオ国語教室 09:15-09:30 小学校の時間 ラジオ国語教室・ラジオ音楽教室 10:00-10:15 小学校の時間 低学年 10:15-10:30 小学校の時間 中学年 10:30-10:45 小学校の時間 高学年 10:45-11:00 中学校の時間 11:00-11:15 小学校の時間 低学年・中学年(再放送) 11:15-11:30 小学校の時間 高学年(再放送) 11:30-11:45 中学校の時間(再放送) 11:45-12:00 高等学校の時間 13:00-13:15 中学校の時間 ラジオ英語教室・ラジオ音楽教室 - 18:30-18:45 家庭と学校 -
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