第1番『夏至の徹夜祭』作品19
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「:en:Swedish Rhapsody No. 1」も参照 第1番はアルヴェーンの作品中最も有名で、演奏頻度も多い。1901年に作曲され、初演は1904年5月10日に作曲者自身の指揮により行われた。 クラリネットにより開始される主題はスウェーデン民謡に基づいている。全曲を通して若者の一日を描いており、夜明けの主題はイングリッシュホルンにより提示される。演奏時間は約12~14分。 1953年にカナダの編曲家であるパーシー・フェイスが、そして1954年にはイギリスの編曲家であるマントヴァーニがそれぞれ『スウェーディッシュ・ラプソディ』(Swedish Rhapsody)のタイトルでアレンジしたことで世界的に有名となった作品であり、日本ではかつてフジテレビで放送されていたバラエティ番組「はねるのトびら」内のコーナー「ほぼ100円ショップ」のBGMとして、マントヴァーニによる編曲版が使用された。 また、これより前の1968年4月から同年5月まで、NHKの『みんなのうた』で『風のくれたひみつ(スウェディッシュラプソディ)』という合唱曲として放送されており、作詞は中原淳一、編曲は石川皓也が手掛け、歌は東京放送児童合唱団、映像は木馬座製作によるシルエットだった。再放送はされておらず、「みんなのうた発掘プロジェクト」により音声は提供されたものの、映像は2021年現在提供されていない。また、「みんなのうた」関連楽譜集には楽譜は掲載されていない。
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