第六十六国立銀行時代とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 第六十六国立銀行時代の意味・解説 

第六十六国立銀行時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 05:16 UTC 版)

第六十六銀行」の記事における「第六十六国立銀行時代」の解説

1878年明治11年11月29日不換紙幣国立銀行発行券)を発行する銀行として資本金100,000をもって設立され第六十六国銀行は、翌1879年4月20日広島県御調郡尾道町現在の尾道市久保町本店をおき開業した。この時点資本金を180,000円に増額し広島のほか、当時商業中心であった福山出張所をおいた。 初代頭取になったのは、江戸時代からこの地で金穀貸付業を営んでいた豪商橋本吉兵衛であり、橋本家中心に尾道の有力商人備後南部大地主主な株主とし、福山の有力商人である藤井与一右衛門設立発起人加わっていた。当行その後資本金増額して1883年下半期には360,000円としたが、松方デフレ期の不況伸び悩み1886年12月には180,000円に減額した。このため当行先述藤井らを株主加え1889年頃からの好況期業績拡大転じた1882年明治15年)の日本銀行条例および日本銀行開業ともなって日銀紙幣銀行券発行権限集約する動きが進むと、1886年5月には国立銀行条例再度改正されすべての国立銀行対し設立免許20年期限に、それまで発行した銀行紙幣償却義務づけられた。これに加え1896年明治29年)には国立銀行営業満期特別処分法が制定され国立銀行普通銀行への転換進行したこのため当行でも発行紙幣の償却期限前に普通銀行への転換によって営業継続を図ることとなった

※この「第六十六国立銀行時代」の解説は、「第六十六銀行」の解説の一部です。
「第六十六国立銀行時代」を含む「第六十六銀行」の記事については、「第六十六銀行」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「第六十六国立銀行時代」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第六十六国立銀行時代」の関連用語

第六十六国立銀行時代のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第六十六国立銀行時代のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの第六十六銀行 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS