第五話の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/24 03:27 UTC 版)
オバケみたいな顔の客 スナックげんこつに来店した男性。涼しさを求める岩太に近所に出るお化けの話を聞かせた。オバケみたいな顔とは岩太の弁。 森川 元警察官の老人。自宅に夜な夜な出るお化けに苦しめられているが、家族は皆先立った為に誰も頼ることができず、ホテルや旅館を転々として逃げ回っていた。しかし金を使い果たし、仕方なく自宅に戻っていた所をまたお化けに苦しめられていた。警察官時代の45年前、出世の為に夏子の父を殺人犯にでっち上げて逮捕し、終身刑で40年間閉じ込めた挙句に獄死させた過去を持つ。その為に夏子に復讐されていた。やがてお化けに驚いた事による心臓発作で危篤状態に陥るが、岩太がいつものように目標を叫んだショックで息を吹き返した。 夏子 森川の身の回りの世話をするホームヘルパー。岩太の亡くなった母に似ている。森川の唯一の理解者であったが、実はお化け騒ぎの犯人である。45年前に父が森川によって冤罪で捕まった所為で人殺しの娘と罵られ続け、結婚もできずに過ごし、母は無念のまま他界した。その為、両親と自分の人生を奪った森川に復讐する為、死んだ父に似せた作り物のお化けで森川を脅かし続けていた。最後は自らお化けのマスクを被って森川をショック死させようとしたが岩太に阻止される。母に似た夏子に殺人をさせたくなかった岩太に、じきに寿命で死ぬ人間を殺して本当の殺人犯になるよりも自分が楽しく生きる事を考えるように諭され、復讐をやめた。
※この「第五話の人物」の解説は、「げんこつ岩太」の解説の一部です。
「第五話の人物」を含む「げんこつ岩太」の記事については、「げんこつ岩太」の概要を参照ください。
- 第五話の人物のページへのリンク