第二十五潜水隊
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佐世保鎮守府籍の呂29・呂30で編成。その後遅れて竣工した呂31・呂32を編入した。当初は馬公要港部に配置され、有事には通商破壊に着手できるように配慮されていた。早期に巡潜型の就役が始まったため艦隊には編入されなかった。速力が13ノットにとどまったため主に警備に使用された。隠密行動が身上の潜水隊でも謎の部隊で、昭和9年以降の消息が不明瞭となっており、所属艦の除籍により昭和17年4月1日に解隊されたとされる。 1924年(大正13年)6月1日:第六十八潜水艦(呂29)、第六十九潜水艦(呂30)で編成。馬公要港部馬公防備隊。 1924年(大正13年)6月15日:第七十一潜水艦(呂32)を編入。 1926年(大正15年)12月1日:第25潜水隊司令横山菅雄中佐。佐世保鎮守府佐世保防備隊。 1927年(昭和2年)5月10日:竣工した呂31を編入。 1927年(昭和2年)11月1日:第25潜水隊司令鋤柄玉造中佐。 1928年(昭和3年)4月15日:第25潜水隊司令渡部徳四郎中佐。 1929年(昭和4年)11月30日:渡部司令離任。 1930年(昭和5年)1月10日:第25潜水隊司令平岡粂一中佐。 1930年(昭和5年)11月15日:(兼)第25潜水隊司令八代祐吉少佐。 1931年(昭和6年)12月1日:(兼)第25潜水隊司令平野六三中佐。 1932年(昭和7年)12月1日:第25潜水隊司令福沢常吉中佐。 1933年(昭和8年)4月20日:(兼)第25潜水隊司令大橋竜男中佐。 1933年(昭和8年)11月15日:(兼)第25潜水隊司令石崎昇中佐。 1934年(昭和9年)11月15日:(兼)第25潜水隊司令加藤与四郎中佐。 1934年(昭和9年)12月15日:加藤司令離任。所属艦全艦が第4予備潜水艦となる。以降詳細不明。 1936年(昭和11年)4月1日:呂29除籍。 1941年(昭和16年)12月25日:呂31、佐世保鎮守府特務潜水艦に指定され転出。 1942年(昭和17年)4月1日:所属艦の除籍を機に解隊。
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