立里線
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高野山駅前から、高野山内を経由して、野迫川村方面を結ぶ路線。終点付近にある立里荒神社は弘法大師空海が高野山の開山の際に勧請したといわれている神社であり、「立里の荒神さん」として親しまれている。 平常時は2往復運行しているが、うち1往復は冬期運休となる。なお、2021年4月時点では当面の間土休日1往復のみの運行となっている。 11系統:高野山駅前 - 千手院橋 - 奥の院前 - 野迫川村役場前 - 荒神口 - 立里荒神前 - 立里 終点の立里停留所にはホテル開運荘が存在し、雲海が見渡せるホテルとして有名であったが、2012年以降休止となっている。また隣接して南海電鉄や富士火災海上保険の指定保養所施設が存在しているが、現在は利用されておらず、廃墟状態と化している。 旧ルート上は桜峠下停留所(通過) - 天狗木峠停留所(通過、廃止) - 野迫川村役場(上垣内)間において県道53号高野天川線を使用していた。同道路は狭隘道路のため、大抵の場合小型車で運行されていたが、現在は高野龍神スカイライン経由のため専ら龍神線と同じ急行専用車で運行される。 新ルートとなって以降、千手院橋から野迫川村役場前までは、同じルートで野迫川村営バスが運行されている。時間帯が異なり、村営バスは原則的に野迫川村内に泊まる場合か、村民の利用しか想定していないが、役場までの運賃は急行バスの立里線より安い。
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立里線(旧ルート、県道53号高野天川線経由)
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高野山駅前 - 千手院橋 - 奥の院前 - 桜峠下 - 天狗木峠 - 野迫川村役場前(上垣内) - 立里/野迫川村役場前 - 北股 - 北今西/野迫川村役場前 - 池津川 - 中津川 高野龍神スカイライン無料開放前における立里線の旧ルートであり、スカイラインの開業前から運転されている。立里荒神線のみとなってからは、野迫川村までは千手院橋、奥の院前を除き通過する急行バスである。 かつては野迫川村内の公共交通としての役割も担っており、西の阪本・小代下(国道168号線)から乗り入れる奈良交通と一部に重複ルートがあった。 しかし南海電鉄自動車部門時代の1970年代に、野迫川村役場以南の各ルートを廃止し、現ルートに近い体制となる。廃止後の村内移動手段は、野迫川村営バスにより賄われている。 同線と高野洞川線の廃止以後、県道53号線は野迫川村役場以西の村営バスを除き、公共交通機関が消滅した。 昭和34年頃に事故が発生しており、救助に当たった人物への記念碑が荒神社内の鳥居参道の道中に存在する。
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