秀芳花福【シュウホウハナフク】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9230号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 秀芳花福 よみ:シュウホウハナフク | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 8月 17日 | |
品種登録者の名称 | 山手正則 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸673番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手正則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「秀芳の美」に8月咲赤色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は赤味紫色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は褐、強さは強、中空の程度は大、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は中、節間長はやや長である。葉身長は中、葉幅はやや広、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、一次欠刻は深、表面の色はやや濃、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無である。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数は中、分布は集中、長さは中である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さ及び幅は中、外花弁の表面の色は赤味紫(JHS カラーチャート8911)、裏面の色は浅赤味紫(同8910)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らな円錐状、大きさは小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さは短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は中である。「秀芳の美」と比較して、たく葉が殆ど無いこと、花弁の形が舟底弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「秀芳の美」に育成者所有の8月咲赤色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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