秀芳の誠【シュウホウノマコト】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第3965号 |
登録年月日 | 1994年 3月 14日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 秀芳の誠 よみ:シュウホウノマコト |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 15日 | |
品種登録者の名称 | 山手正則 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸673番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手正則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「秀芳金力」に「秀芳の心」を交配させて得られた実生から選抜,育成したものであり,花は鮮緑黄のやや大輪で一輪仕立ての切花用品種である。 草型は直立性,開花時の草丈は高である。茎の太さは8.0mm 以上,強さは強,色は緑,節間長は10~19mmである。葉身長は75~99mm,幅は75~99mm,基部の形は平形,先端部の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度はほとんど無,葉の欠刻底部の形は丸,葉裂片縁部の重なりは平行する,色は濃緑,光沢度は高,厚さは厚,硬さは中である。たく葉はほとんど無である。蕾の形は平,花房の形は平形,花の大きさは110 ~149mm ,舌状花の重ねは5列以上で露心しない,外花弁の表面の色は鮮緑黄(JHS カラーチャート2706),舌状花数は400 ~599 ,管状花数は50~99,花弁の形は平弁,長さは70~89mm,幅は15.0~19.9mm,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色,花たくの大きさは10.0~12.4mm,総ほう部から花頂部までの高さは30~39mm,花首の長さは30~39mm,太さは5.0 ~5.9mm である。育成地(広島県芦品郡新市町)における自然開花は11月上旬の秋咲である。 「秀芳金力」と比較して,茎の太さが太いこと,葉が大きいこと,花弁の形が平弁であること,外花弁の表面の色が鮮緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,「秀芳金力」に「秀芳の心」を交配させて得られた実生から選抜し,以後,特性の調査を継続し,平成3年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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