相手の手を叩く遊び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 11:23 UTC 版)
「手を用いた遊び」の記事における「相手の手を叩く遊び」の解説
2人で行う。ゲームの特性上、専ら男子に遊ばれる。 この遊びは手の甲を強く叩き合うため、手加減をしないと手の甲や手のひらが腫れ上がったり、内出血の恐れがあり、注意が必要である。また、忍耐強い2人が行った場合、ルールの特性上ゲームが終わらないことがある。 ルール まずは先攻、後攻を決める。 両手を胸の前で合わせ合掌の形にし、お互いに向かい合う。 先攻が攻撃側、後攻が防御側になる。攻撃側は攻撃かフェイントのいずれかを1回のみ行う。防御側は回避を行うことができる。 攻撃が終了したら、後攻が攻撃側、先行が防御側になる。以後これを繰り返す。 叩かれた際に痛さのあまり声を上げると負けである。投了することも可能である。 攻撃 相手の手の甲を、左右どちらかから叩く。叩くほうの手のみを動かし、振りかぶって勢いをつけて叩く。振りかぶった時にストップモーションを入れるのは反則である。攻撃は1回しか行えず、叩くことができても回避されてもそれで終了である。 フェイント 振りかぶっておきながら叩くことなく手を元の位置に持ってくる。その際に両手を90度程ずらして合わせる。フェイントをした際に相手が間違えて回避すると、無条件で左右1回ずつ、計2回叩ける(相手は回避してはいけない)。 回避 相手の攻撃を避けるために、攻撃が当たる寸前に両手を頭の上まで移動してよい。ただし相手がフェイントをしてきた際に回避するとペナルティ(上述)が与えられる。 その他のルール 「10回叩かれたら負け」のように回数制限を設けることがある。 地方によっては[トウガラシ]という名前で遊ばれている事もあり、両者が手を繋ぎ、「とーがーらし」の掛け声でじゃんけんをする。勝った側が思い切り相手の手の甲を叩き、「痛い」と、言ったら負け。言わなかった場合は、じゃんけんをもう一度続け、何度も繰り返すというものがある(回避はしてはいけない)。
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