直選制改憲とは? わかりやすく解説

直選制改憲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 14:49 UTC 版)

1987年大韓民国大統領選挙」の記事における「直選制改憲」の解説

7月1日全斗煥大統領は6・29宣言受け入れることを表明7月8日には金大中民主化推進協議会民推協共同議長を含む在野人士2000以上に対す赦免復権実現した直接選挙導入のための憲法改正を巡る交渉民正党民主党からそれぞれ4名の委員出し合って構成され所謂「8人政治会談」で行われ8月1日初会が行われた。 与野党間では大統領の任期与党1期6年再選禁止野党1期5年再選容認それぞれ主張)や選挙権取得年齢与党20歳野党18歳主張)、候補者資格与党側は立候補まで5年国内居住主張)等をめぐり、双方隔たりがあった。野党側は選挙権取得年齢18歳とすることで若年層大統領選挙大量動員狙い与党大統領選挙候補者資格要件として「国内居住5年」を設けることで8285年まで病気療養理由としてアメリカで生活送っていた金大中立候補阻みたい思惑それぞれ持っていた。最終的に選挙権取得年齢について憲法に明記せず法律別途明記することが定められ与党候補者資格国内居住5年」を取り下げるなど大幅譲歩し、「8人政治会談」の交渉8月末までに完全妥結した。 「8人政治会談」での合意受けて9月21日与野党合意の下で憲法改正案国会発議され、10月13日憲法改正のための国民投票公示され同月27日国民投票において9割以上の賛成承認された。 国民投票詳細について1987年大韓民国の国民投票参照

※この「直選制改憲」の解説は、「1987年大韓民国大統領選挙」の解説の一部です。
「直選制改憲」を含む「1987年大韓民国大統領選挙」の記事については、「1987年大韓民国大統領選挙」の概要を参照ください。

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