ひゃっぽ‐だ〔ヒヤクポ‐〕【百歩蛇】
百歩蛇
ヒャッポダ
(百歩蛇 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/03 14:10 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2016年11月)
|
ヒャッポダ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]()
Deinagkistrodon acutus
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Deinagkistrodon acutus (Günther, 1888) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ヒャッポダ(百歩蛇) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Hundred-pace snake |
ヒャッポダ(百歩蛇、Deinagkistrodon acutus)は、クサリヘビ科に分類されるヘビ。本種のみでヒャッポダ属を形成する。特定動物。
噛まれたら百歩歩くうちに死ぬとされ、台湾では百歩蛇と呼ばれている。日本名、英名もこれに準ずる。中国では五歩蛇と呼ばれることもある。また、頭部の形状から尖吻蝮とも呼ばれる。
分布
形態
平均全長80-100cm。最大155cm。ニホンマムシと同じく、全長に比して胴が太く体形は太短い。体色は濃褐色で、暗褐色の三角形に縁取られた明色の斑紋が入る。この斑紋は落ち葉の中では保護色になる。鱗には隆起(キール)が入る。
頭部は三角形で吻端は尖り、上方に反り返っている。目は金色で細い縦長の瞳を持つ。
毒
百歩歩く内に死ぬというのは大袈裟であるが、毒は強力な出血毒で、量も多く危険である。
生態
繁殖形態は卵生で、1回に20-30個の卵を産む。
数が少なく、蛇取りもなかなかお目に掛かることがないため、幻の蛇と呼ばれている。
人間との関係
台湾ではアマガサヘビ、タイワンコブラ、タイワンアオハブ、タイワンハブ、タイクサリヘビ(Daboia siamensis)と共に「台湾六大毒蛇」と呼ばれる[1]。
中国の広東料理では、五蛇の1つに数え、蛇スープの食材としている。また、肝酒や蛇酒にも利用されている。台湾では漢方薬の材料として高価で取引される。台湾原住民のパイワン族では貴族の先祖として崇拝されており、殺傷は禁忌とされている。
脚注
- ^ 臺中榮民總醫院 (2011年7月20日). “(談臺灣的毒蛇咬傷的各種面貌與預防秘訣 ) 臺中榮總全球資訊網 Taichung Veterans General Hospital”. 臺中榮民總醫院 - 全球資訊網 (中文版). 2022年4月12日閲覧。
関連項目
百歩蛇(ひゃっぽだ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/01 23:53 UTC 版)
「アルプス伝説」の記事における「百歩蛇(ひゃっぽだ)」の解説
最終話の作中劇(夢オチ)の「スペースアルプス伝説」に登場。左手にビールびんを持つ宇宙海賊兼宇宙一の賞金首(声:野沢ナチ)。ピチピチのボディースーツを着てビール瓶を持っている。
※この「百歩蛇(ひゃっぽだ)」の解説は、「アルプス伝説」の解説の一部です。
「百歩蛇(ひゃっぽだ)」を含む「アルプス伝説」の記事については、「アルプス伝説」の概要を参照ください。
百歩蛇
百歩蛇と同じ種類の言葉
- 百歩蛇のページへのリンク