発端となった人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:15 UTC 版)
「タイガーマスク運動」の記事における「発端となった人物」の解説
最初に群馬県中央児童相談所に寄付を行った人物は、約3年が経過した2013年10月に毎日新聞の取材に応じ、匿名を条件として生い立ちや寄付の理由を明らかにした。報道によると、この人物は取材時点で40歳の男性で、福岡県出身。自身も両親を失った(母は病死、実父とされた男性とは絶縁)境遇で、幼少期は親族の間を移り住む生活だった。「おまえがいるから家庭がぎくしゃくする」と謝ることを強要されて「生まれてきてごめんなさい」と答えたときに、自分のような境遇の子どもを将来助けたいと思うようになったという。上京して就職した後、足立区の児童養護施設に寄付を始めたが、入所前の「一時保護所」にいる子どもは学校にも行けないと知り、ランドセルを購入して深夜に自宅のある群馬県の児童相談所の玄関前に並べた。男性は運動の広がりについて、「想像もしなかったことで驚いた。後に続いて広げてくれた方々に感謝の気持ちを伝えたいとずっと思っていました」と述べている。 男性は「寄付」の少しあと、初代タイガーマスク・佐山聡と出会う機会を得て「初代タイガーマスク基金」に2012年から参加。2016年12月7日の「初代タイガーマスク35周年記念イベント」に初めて実名で参加し、顔も公表した。公表に踏み切った理由については、「タイガーマスク運動」のブームが冷めて以前のような広がりが衰えつつあるのではないかとの想いから、報道などで運動への関心が再び高まることを期待していると述べている。
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