由来の地名などとは? わかりやすく解説

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由来の地名など

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 09:13 UTC 版)

浦島太郎」の記事における「由来の地名など」の解説

香川県三豊市詫間町西部荘内半島はかつて「浦島」と呼ばれており、数々浦島太郎まつわる伝説残されている。足利義満浦島三崎神社参拝した際に "へだてゆく 八重汐路浦島や 箱の三崎の 名こそしるけれ" と詠んでいる。浦島太郎伝説所縁があるとされる地名等は以下のものがある。 生里(なまり) - 與作という人がおしもさんという美しい娘を嫁にもらって住んでいた所。二人の間に生まれた男の子浦島太郎である。太郎生まれた里で「生里」という。 浦島うらしま) - 昔荘内組七浦呼ばれていた大浜浦、積浦、生里浦、箱浦、香田浦、家の浦、粟島七つ地区総称して浦島」という。 之越(かものこし)- 太郎いじめられている亀を助けた浜辺丸山島まるやまじま)- 越の海岸にある島で、干潮時には歩いて渡ることができる。この海岸太郎が亀を助けたとされており、丸山島浦島神社祀られている。 箱(はこ) - 太郎玉手箱開けた場所太郎親子の墓もある。 積(つむ) - 宝物積んだ太郎竜宮城から乙姫送られ帰り着いたとされる場所。 糸ノ越(いとのこし) - 太郎が箱から釣糸をもって室浜へ通った所で、太郎休んだ腰掛石もある。 室浜(むろはま) - 太郎竜宮から帰ってから2、3釣りをしていた所と言われている。不老の浜(ぶろま)とも呼ばれている。 紫雲出山(しうでやま)- 太郎開けた玉手箱から出た白煙紫の雲となって、この山にたなびいたとされる。 仁老浜(にろはま)- 太郎の母生家「しもの家」がある地区玉手箱開けて白髪老人となった太郎が、母の里で余生送ったとされ、「仁義深い老人の浜」が仁老浜の語源とされる金輪の鼻(かなわのはな)- 竜宮城歓待受けた後、積まで乙姫様送ってもらった。積の海岸別れ惜しみ浦島太郎堅い握手交わした際に乙姫様が金の腕輪落としたことから金輪の鼻と呼ばれている。 姫路(ひめじ)- 粟島地名乙姫太郎を里へ送り届けた後、潮流の関係で一時立ち寄ったのが元で「姫路」と呼んでいる。 亀戎社(かめえびすしゃ)- 粟島太郎乗せた亀の死骸葬った場所に建てられた社とされる上天じょうてん) - 紫雲出山中腹にあり、太郎昇天した場所と言われている。山頂竜王社では旧3月15日例祭があり、積の人たちによってお弁当接待がされていた。

※この「由来の地名など」の解説は、「浦島太郎」の解説の一部です。
「由来の地名など」を含む「浦島太郎」の記事については、「浦島太郎」の概要を参照ください。

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