産業精神保健分野
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 14:46 UTC 版)
「産業精神保健」も参照 企業内カウンセラー(社内カウンセラー)などとして勤務し、労働者本人との心理カウンセリング、上司・管理職・人事労務担当者への助言・援助などの心理コンサルテーション、休職者の復職に際した心理カウンセリング、心理教育、心理コンサルテーションなどをおもに担当する。経営者、および産業医、衛生管理者、保健師などの産業保健スタッフと連携し、メンタルヘルスケア業務に従事する。「労働契約法」が施行された2008年以降、労働者の心身両面への安全配慮義務が明文化され経営者に義務づけられたことから、メンタルヘルス対策の不備との関わりをめぐる労働災害(労災)認定請求や損害賠償請求などの民事訴訟が増加しており、各企業・事業所にとってのリスクマネジメントでもある心理カウンセリングをはじめとした従業員支援プログラム(EAP)などへの臨床心理士の参画が進んでいる。 企業・事業所の相談室 外部従業員支援プログラム提供機関 メンタルヘルス対策支援センター 地域産業保健センター ハローワーク、新卒応援ハローワーク 障害者職業センター 各種労働相談機関・産業相談機関など
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