特殊エピソード及び愛称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 04:55 UTC 版)
「坂東亀三郎 (6代目)」の記事における「特殊エピソード及び愛称」の解説
《歌舞伎界隈の業界用語で、一般的には「務める」を使う時にも「勤める」と用いる慣習がある為、このページではそれに従って記述する》 2016年12月、歌舞伎座『菅原伝授手習鑑 寺子屋」の『寺子岩松』役を本名で《もぐり》出演。 いわゆる歌舞伎役者の御曹司が歌舞伎座などでの"歌舞伎本公演"に出演する際には、事前に"出演告知"があり公演期間"全日程を1人"で勤めるのが通常である。 しかし、この時は一般の子役達と同様に公式からは出演告知はなく、①変則日程でのWキャスト + ②同じ座組みに父や叔父などの家族不在 + ③寺子岩松を迎えに来るお祖父さん(百姓田右衛門)が同じ彦三郎家一門の慣れた門弟では無く、他所の澤瀉屋ベテラン門弟・市川猿三郎等と稀有な条件が揃った中、僅か3歳で子役のうちでも一際小さな身体の持ち主が物怖じせず朗らかに1ヶ月勤め上げたのは、近年では珍しい出来事で観劇していて驚かされた 。 《もぐり》 とは? 以下の通り、引用させていただきました 。 所謂「もぐり」と言う歌舞伎役者の倅なのに親の名を隠し本名で交互出演する形を選んだので事後報告になりますが、立派に無事に勤め上げてくれたので記念に一枚。#倅マン — 2016年12月27日0:43, 十二月大歌舞伎千穐楽終了後の深夜,父・坂東彦三郎のSNS発信より なお、ハッシュタグにある通り、父・彦三郎は比較的プライベートな話題をSNSで発信する場合に、名前を書かずに「倅マン」とのニックネームを使うようである。
※この「特殊エピソード及び愛称」の解説は、「坂東亀三郎 (6代目)」の解説の一部です。
「特殊エピソード及び愛称」を含む「坂東亀三郎 (6代目)」の記事については、「坂東亀三郎 (6代目)」の概要を参照ください。
- 特殊エピソード及び愛称のページへのリンク