燃費試験の不正事件
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「三菱自動車エンジニアリング」の記事における「燃費試験の不正事件」の解説
2016年(平成28年)4月20日、親会社の三菱自動車から委託されていた「eKワゴン」、「デイズ」等の燃費測定の基礎データとなる走行抵抗の測定に関し違法行為に関与していたことが発覚。詳細は三菱自動車工業の燃費試験の不正事件参照。
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燃費試験の不正事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:24 UTC 版)
「三菱自動車工業」の記事における「燃費試験の不正事件」の解説
2016年(平成28年)4月20日17時、日産自動車との合弁会社であるNMKVで開発した軽自動車のJC08モード燃費試験について、燃費を実際よりも良く見せるため、国土交通省に虚偽のデータを提出していたことを明らかにした。 該当の車両は、三菱ブランドでは「eKワゴン」「eKスペース」、日産ブランドでは「デイズ」「デイズルークス」であった。協業先に当たる日産自動車が、前記該当車の燃費を実際に測定したところ、届出値との乖離がみられ、燃費不正が発覚した。 実際よりも5-15%程度良い燃費を算出しており、軽自動車の業界基準であるJC08モードで30km/L以上という水準に見せかけていた。該当車種は即日販売及び出荷停止となった。相川哲郎社長は、4月26日に石井啓一国土交通大臣への報告後の記者会見で改めて謝罪し、三菱自動車工業について「会社の存続に関わる程の大きな事案」と述べた。低排出ガス車認定制度(エコカー減税)について、高市早苗総務大臣は「燃費が変わった場合は、その差額(自動車重量税や自動車取得税)を納めて頂く」と述べている。 さらに、軽自動車に限らず1991年(平成3年)以降に発売した全ての車種において、違法な方法で燃費試験をしていたことも明らかになった。さらに後日、1991年(平成3年)から25年間に渡り、10・15モード燃費で計測した燃費データの偽装をしていたことが発覚した。詳しい車種及び台数は現時点で調査中とするものの、今後さらに増える可能性がある。
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