燃費競技車としての実績とは? わかりやすく解説

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燃費競技車としての実績

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 03:57 UTC 版)

6ストローク機関」の記事における「燃費競技車としての実績」の解説

専用車両による燃費競技日本行われはじめたのは1981年のシェル・マイレッジマラソンとホンダエコノパワー燃費競技全国大会である。その年、シェル・マイレッジマラソンは鈴鹿サーキット直線コースで、エコノパワーは鈴鹿サーキット東コース桶川飛行場行われたちなみにこの年日本記録桶川での621.8 km/lであった燃費競技車の中でガソリン燃料とする6ストローク機関使用世界で最初に公表したのは本田技研工業鈴鹿製作所社員主体とするプライベートチームのTEAM1200である。このチームはシェル・マイレッジマラソン日本大会19851986・1987年連続優勝1987年記録は977.0 km/lであった1988年イギリスシルバーストン・サーキット行われた第1回シェル・マイレッジマラソン世界大会ベンツフォルクスワーゲンボルボなど大手自動車会社ワークスチーム相手に2,268 km/l世界新記録樹立して優勝した記録がいきなり伸びたのは、鈴鹿サーキット傾斜のあるコーナーのきついコースであるのに比べシルバーストン・サーキット平坦なコースであるためである。以降1990年まで世界大会で3連勝し、更に1995・1996年と連続優勝した。1994年の日本自動車研究所行われたエコノパワー大会の3,014.71 km/l1996年フィンランド行なわれマイレッジマラソン世界大会での3,337 km/l何度も世界記録更新した6ストローク機関詳細長い間ベール包まれていたが、2004年になって埼玉県小松原高等学校自動車部2003年HONDAエコノパワー燃費競技全国大会総合優勝した際使用した6サイクル機関自動車技術会自動車技術誌に紹介された。エンジン改造で、ベースホンダ・スーパーカブ49 cc空冷4ストローク機関圧縮比13.5-14、燃費記録は2,410.51 km/l。この大会コースツインリンクもてぎオーバルコースだった。 なお、6ストローク機関が他の実用的な用途使われ記録はない。

※この「燃費競技車としての実績」の解説は、「6ストローク機関」の解説の一部です。
「燃費競技車としての実績」を含む「6ストローク機関」の記事については、「6ストローク機関」の概要を参照ください。

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