焼岳とは? わかりやすく解説

焼岳(岐阜県・長野県)

2455m 北緯361337秒 東経1373513秒 (硫黄岳) (世界測地系

焼岳地図



概 要

 北から谷山(わるたにやま)、焼岳、白谷山(しらたにやま)、アカンダナ山と並ぶ小火山群のうち、焼岳のみが現在も活動中。焼岳は安山岩デイサイト成層火山山頂部溶岩ドームである。山頂火口(直径300m)のほか、山腹でも噴火している。最新マグマ噴火は、2kaに起きた焼岳ドーム溶岩とそれに伴う中尾火砕流堆積物活動である。東麓ではこの火砕流堆積物の上位の黒色土中にテフラ認められる
 有史後の噴火はほとんど水蒸気爆発で、泥流生じやすい。平常でも硫気活動が盛んである。別名、硫黄岳(及川,2002)。

焼岳写真
1996年9月24日状況



最近1万年間の火山活動

 焼岳の形成1.5万年前頃から始まり活動初期には黒谷付近に溶岩火砕流噴出した最近1万年間にも溶岩火砕物噴出続き、約2000年前には最新マグマ噴火起こり、この活動で焼岳ドーム溶岩中尾火砕流噴出した。この噴火の後にも、4回/千年割合水蒸気噴火発生している(及川ほか,1998,1999;及川,1999,2002)。



記録に残る火山活動


日本活火山総覧第3版)(気象庁編,2005)およびその後火山観測成果よる。





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