北峰、南峰、標高について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 07:40 UTC 版)
火山である焼岳には、山頂付近にいくつかの火山火口とその周囲に峰が残る。火口湖の正賀池を挟んで真南に岩峰の南峰、真東に北峰、北側には池の水面よりも深く抉れた爆裂火口がある。南峰には国土地理院の標高2,455.4mの二等三角点がおかれており、これが焼岳の最高点となる。南峰は岩が崩れやすく登攀禁止になっている。北峰には西側山腹に硫黄の噴出を伴う噴気口があり活動中である。北峰には国土地理院の標高2,444.3 mの標柱がおかれている。山頂に立つと南峰がわずかに高いことが実感できる。北峰山頂にはかつて「焼岳北峰山頂 標高2,393m」の独標が置かれていた。この柱が示すのは、爆裂火口の北縁の小さな岩峰の標高点であり、北峰山頂からは北西に約200m離れている。
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