炎の部族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 03:59 UTC 版)
「ロードス島戦記の登場人物」の記事における「炎の部族」の解説
ダレス 炎の部族の族長。ナルディアの父親。503年、劣勢を挽回するためマーモ帝国の誘いに乗ってファラリス教団と結び、風の部族に攻勢を仕掛ける。しかし風の部族はカシューを王としてフレイム王国となって成長の一途を辿る。さらにファラリス教団との協力はヴァリス王国を敵に回すことになり、508年、カシューに敗れて戦死。 設定変更される以前に執筆された小説2巻では、英雄戦争中(510年)にカシューの留守を狙いシャダムに返り討ちに遭って戦死していたと語られている。 ナルディア ダレスの一人娘。508年、族長一家で唯一の後継資格を有した男子となった幼い従弟スパークが成人して族長になるまでの代理として、14歳で炎の部族の女族長となる。以後、劣勢な炎の部族を率い、最後まで風の部族を率いるカシュー王と戦った。512年、エフリートの残り火に飛び込み自決、その最期は再生の炎を司る精霊「フェニックス」と共にパーンらの脳裏に刻まれた。 前族長の時代に協力関係にあったファラリス教団と手を切ったのは彼女の決断である。その際、ファラリス教団とは手切れとして宝を差し出して平和的決別を計ろうとするが、ファラリス神官エズードはナルディアへの個人的怨恨から幼いスパークを連れ去る。彼女が追跡して戦いスパークを奪還した。これは『新ロードス島戦記序章 炎を継ぐ者』に詳しい。 アズモ 炎の部族の精霊使い。遥か古代王国時代に精霊王と盟約を結んだアザートの子孫。カーラから忘れ去られた「アザートの盟約」について教えられ、炎の精霊王エフリートを盟約に基づいて従え、劣勢であった炎の部族の逆襲を支える。 なお、TRPGリプレイ『ロードス島伝説I 魔神襲来』のプレイヤーキャラクターの一人、アジールは彼の父親である。末子とされているので、彼には兄もしくは姉がいたらしい。
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