火星地上局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 01:11 UTC 版)
それぞれの地上局は直径1メートル、高さ1メートルのエアロシェルの中にあり、それぞれがステーション運用操作のためにステーションデータ処理ユニット(SDPI)を持っており、送信機とデータ転送のための受信機からなる通信ユニット、2台の放射性同位体熱電気転換器からなる電力供給装置と電池、電池充電操作のための装置などが組み込まれていた。また、将来の有人火星探査を行う人々への贈り物として、火星開発を触発したSF作品・音楽・芸術作品などのこめられたCDが詰まれていた。それぞれの火星地上局の期待寿命は1年であった。
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火星地上局
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MIS 気象計器システム(Meteorology Instrument System)。温度センサー、圧力センサー、湿度センサー、直接日光と散乱日光の強度比較用の光学深度センサー、直接イオン電流や大気イオンに使われるイオン風速計がついていた。 DPI 降下フェイズ装置(Descent Phase Instrument)。加速度計と温度センサーがついていた。 ALPHA αプロトンX線分光計。火星土壌の元素組成を測定するために設計された OPTIMISM 磁力計、地震計、傾斜計、電子装置を含んでいた DesCam 降下フェイズカメラ(Descent Phase Camera)。パラシュート降下の際の画像収集のために設計された。 PanCam パノラマカメラ(Panoramic Camera)。TVパノラマによる地上局周辺の様子の撮影のために設計された。 MOx 火星酸化実験(Mars Oxidant Experiment)。火星の地面と大気の酸化作用物質の存在研究のために設計された。 MAPEx マイクロエレクトロニクスとフォトニクス実験のためのプラスチック・シリコンの放射能記録。CDレーベルのうえに置かれていた。
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