滝 廉太郎
東京生まれ。役人であった父の転勤により、富山・大分にて少年時代を過ごす。幼い頃から音楽に興味を持ち、1894年、最年少(16歳)で東京音楽学校(現東京芸術大学)に入学。ドイツ系ロシア人ケーベルや、欧州留学 より帰国した幸田延教授にピアノや作曲を師事し、頭角を現す。1901年文部省派遣生としてドイツライプツィヒ王立音楽院に留学するものの、2ヶ月後に肺結核を発病し、1年後には帰国。大分で療養中の1903年、若干23歳で他界した。西洋音楽受容初期の日本にて、ドイツ古典・ロマン主義に倣いつつオリジナルな創作を行った初の日本人作曲家。「花」や「荒城の月」など、歌曲の分野に名作が多い。
※参考:ピアノ曲MADE IN JAPAN連載第1回「日本初のピアノ曲」
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固有名詞の分類
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