津波に対する警戒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 07:08 UTC 版)
「ペルー地震 (2007年)」の記事における「津波に対する警戒」の解説
この地震でペルー、エクアドル、チリ、コロンビア、さらに遠くハワイにまで津波警報(tsunami warning)が発せられた。警報はのちに解除されたが、ペルー中部の港湾都市カヤオの一部住民は避難を行った。津波警報は中米のパナマ、コスタリカでも発令され、ニカラグア、グアテマラ、エルサルバドル、メキシコ、ホンジュラスなどでも津波注意報(tsunami watch)が出された。警報・注意報は25cmほどの津波が去った後解除された。 日本の気象庁も、8月17日の午前1時4分(日本標準時)、午前4時ごろに北海道に50cm以上の津波が来る可能性があり以後も数回にわたり津波が到達する可能性があるとして、北海道から沖縄県までの太平洋沿いの地域に津波注意報を発表した。日本沿岸では和歌山県の那智勝浦町に午前5時過ぎに高さ数cmの津波が観測され、以後午前中に北海道から沖縄にかけて高さ10cmから20cmの津波が押し寄せた。なお、日本の気象庁は、日本沿岸の津波注意報を午後1時00分に全て解除した。
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