法印宗清石清水八幡宮立願文草案〈貞応二年十月/藤原定家筆〉
主名称: | 法印宗清石清水八幡宮立願文草案〈貞応二年十月/藤原定家筆〉 |
指定番号: | 72 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1981.06.09(昭和56.06.09) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 古文書 |
ト書: | |
員数: | 1巻 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1223 |
検索年代: | |
解説文: | 貞応二年(一二二三)に藤原定家が、石清水八幡宮権別当であった田中宗清の依頼を受け、その願文草案を仮名交り文に書いたもので、定家六十二歳の筆蹟を伝えている。立願の趣旨は、宗清(時に三十三歳)が別当補任を祈願し、成就の折に報賽すべき大願の条々を掲げたもので、その内容は当時の石清水八幡宮の実情を伝えて、歴史上にも価値が高い。この願文の真名文草稿は石清水八幡宮文書に現存し、その再治本は群書類従に収められて流布しているが、この仮名草稿本は真名本に基づいて定家が作成した仮名本である。なお、各条ごとにみえる料紙の切継ぎは、宗清が願文の構成を推敲した跡を示したもので、鎌倉時代における願文作成のあり方をも伝えている。 |
古文書: | 池坊専好立花図 河上神社文書 法勝院領田地公験紛失状 法印宗清石清水八幡宮立願文草案 法然上人七ケ条制法 法華証明鈔 法隆寺領播磨国鵤庄絵図 |
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