池田本
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池田亀鑑の所蔵であったことから「池田本」と呼ばれる。桐壷と夢浮橋が源氏物語大成に底本として採用されている。花散里と柏木の二帖が欠けており、帚木と空蝉、蓬生と関屋、常夏と篝火がそれぞれ合冊されているため52巻49冊である。そのうち45帖が鎌倉時代の書写とされ、書写者として二条為氏、二条家為明、藤原行能らの名前が挙げられている。本文は明融本や大島本に近い本文を持ち池田亀鑑は「大島本に次ぐ(良質の本文である)」としているが、東屋と手習は別本とされる。戦時中行方不明になったが現在は天理大学天理図書館蔵。
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池田本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 20:44 UTC 版)
林原美術館所蔵。1996年重要文化財指定。岡山藩の池田家に伝わったもの。図中に徳川和子入内行列が描かれているところから元和年間の京都を描いたとされる。
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