池場駅とは? わかりやすく解説

池場駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/11 01:44 UTC 版)

池場駅
ホーム(2008年8月)
いけば
Ikeba
三河川合 (4.9 km)
(1.1 km) 東栄
所在地 愛知県新城市池場渡津呂13
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 50.1 km(豊橋起点)
電報略号 イケ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
4人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1946年(昭和21年)12月1日*
備考 無人駅
* 再開設日(1936年開設、1943年廃止)
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池場駅(いけばえき)は、愛知県新城市池場渡津呂にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要

愛知県の豊橋駅長野県辰野駅を結ぶ飯田線の中間駅途中駅)の一つである。駅所在地は新城市であるが、新城市と北設楽郡東栄町の境界に位置する。利用者はごく僅か(1999年度時点で乗車人員は1日平均約10人)であり、一部普通列車も通過する。

開設は1946年昭和21年)のことである。長く日本国有鉄道(国鉄)の駅であったが、1987年(昭和62年)にJR東海に移管されて現在に至っている。なお現在の駅は2代目で、三信鉄道時代に初代池場駅が存在した。

隣の三河川合駅との駅間標高差は飯田線内で最大である。

歴史

当駅には初代と2代目がある。初代は1936年(昭和11年)11月、現在のJR飯田線中部に当たる三河川合 - 天竜峡間を運営していた三信鉄道によって開設された。正規名称を「池場停留場[1]」と言った。1943年(昭和18年)8月に三信鉄道が買収・国有化されて国鉄飯田線の一部とされた際、この池場停留場は廃止された。

2代目は、初代駅廃止から3年後の1946年(昭和21年)12月に、国鉄によって新設された。初代同様新設業当初から旅客営業のみの旅客駅で、貨物は取り扱っていなかった。大きな変化がないまま1987年4月の国鉄分割民営化を迎え、JR東海に継承された。

年表

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅である。上下双方の列車が同じホームに発着する。

駅舎はなく、直接ホームに入る形になっている。無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅管理下に置かれている[3]

停車列車

2010年3月改正時点で、下り(中部天竜方面行)は1日12本(ほぼ1 - 3時間に1本)、上り(豊橋方面行)は11本(ほぼ1 - 4時間に1本)の列車が設定されている。発着する列車はいずれも普通列車である。特急伊那路」や上りに1本設定されている快速列車は通過するほか、上りの普通列車1本も通過する。

駅周辺

隣の駅

東海旅客鉄道(JR東海)
飯田線
快速
通過
普通(一部の列車は通過)
三河川合駅 - 池場駅 - 東栄駅

脚注

  1. ^ 「停留場」とは、転轍機(分岐器・ポイント)が設置されていない駅を指す種別である。当時、私鉄のみに存在した。
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、101頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732・733頁頁。 

関連項目





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