池井戸潤の他作品との繋がり
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「半沢直樹」の記事における「池井戸潤の他作品との繋がり」の解説
2020年版の作中には原作者・池井戸潤が手がけた他作品に登場する企業名や人物名が散見されるハイパーリンクの演出が確認できる。 2020年版第一部では、東京セントラル証券社内の電光掲示板に佃製作所(下町ロケット)、ヤマタニ(下町ロケット)、埼玉中央銀行(陸王)、ダイワ食品(陸王)、アトランティス(陸王)、青島製作所(ルーズヴェルト・ゲーム)、トキワ自動車(ノーサイド・ゲーム)などの株価が流れたり、諸田のメール受信トレイに帝国重工(下町ロケット)からの電子メールが表示されるなど、本作と同じく「日曜劇場」枠でドラマ化された池井戸作品の企業が登場する演出が行われている。 2020年版第二部でも、半沢が過去に自身が担当した企業を語る際に2013年版に登場した西大阪スチールや伊勢島ホテルなどに加えて、帝国重工(下町ロケット)を担当していたことに言及するシーンや帝国航空技術系社員の受け入れ先候補として、トキワ自動車、日本モータース、カザマ商事(いずれもノーサイド・ゲーム)などがホワイトボードに列記され、帝国重工に至っては行員の会話の中で藤間社長(下町ロケットの登場人物)が受け入れ受諾を電話で回答したことが言及されている。また、曾根崎が山久を懐柔しようとしている音声を録音した際に使用したICレコーダーがゼノックス製品(七つの会議)であることが番組公式Twitterなどで明かされている。 先の帝国航空技術系社員の受け入れ先を探す場面では、下町ロケットに登場した帝国重工が帝国航空と同じ帝国グループであると明言されている。 2020年版第8話で検査部の富岡が読んでいるスポーツ新聞「デイスポ」の終面に「アストロズ今季全勝」という見出しでトキワ自動車ラグビー部(ノーサイド・ゲーム)のことが書かれている。 2020年版第9話で箕部の不正融資の金の流れが書かれたメモ書きの特徴的な「D」の筆跡が灰谷の筆跡と一致するか黒崎が灰谷のA5サイズの手帳を確認した際、手帳に「業務提携 - Daiwa食品(陸王)」と書かれていた。
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