北島良子とは? わかりやすく解説

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北島良子

(江田良子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/21 00:19 UTC 版)

北島 良子(きたじま りょうこ、1976年6月12日 - )は、秋田県秋田市出身の女子陸上競技長距離走マラソン)選手・指導者・トレイルランナー

秋田県立秋田北高等学校城西短期大学卒業。

略歴

短大卒業後、みずほ銀行(入社当時は富士銀行)へ入社し陸上競技部に所属するも、2004年に陸上競技部が廃部。その後ヤマダ電機女子陸上部へ移籍。

初マラソンは1998年ベルリンマラソンで2時間36分55秒で8位[1]。4年後の2002年大阪国際女子マラソンで2時間29分20秒で6位[2]。2年後の2004年大阪国際女子マラソンは2時間31分18秒で再び6位[3]

2004年2月に結婚し、姓名登録を北島から「江田(えだ)良子」へ変更。なお結婚後も平日はヤマダ電機の寮で、週末は夫と生活しながら競技を続けていた。

当初はマラソン選手で最後の大会として出場だった、2005年名古屋国際女子マラソンでは、自身終盤まで原裕美子(優勝)・大島めぐみ(2位)らと先頭を争った。マラソン初優勝はならずも、自己記録を4分以上更新の2時間24分54秒で3位入賞[4]。その後、2005年8月にヘルシンキで開催の世界陸上選手権・女子マラソン日本代表選出[5]、現役続行となった。

世界陸上ヘルシンキ大会の女子マラソン本番は、優勝したポーラ・ラドクリフらハイペースの先頭集団についていかず、レース後半追い上げるも2時間31分16秒の17位に終わった[6]。そして2005年10月14日付でヤマダ電機陸上部を退部し、一時的に選手活動から離れていた。

その後は2児を出産。母として育児する傍ら、2007年から2011年の4年間、レッズランドのスクール(ランニングプロジェクト)で、陸上競技指導者を務めた[7]

2011年4月にスポーツエイド・ジャパンに所属し「ランニング塾」を2年間担当[8]2013年4月よりRUN塾を開講、現在は主にトレイルランナーで活動中[8]

ほか2015年2月の東京マラソンでは、20ポンドの重りを背負って42.195kmを3時間22分53秒で完走し、ギネス世界記録を更新した。

しかし2015年に夫と離婚し、旧姓の「北島良子」に戻った事を自身のブログに記載している[9][10]

自己ベスト

  • 5000m 15分57秒64(神戸女子選抜長距離大会・2001年10月14日)
  • 10000m 32分29秒79(全日本実業団・2001年9月29日)
  • ハーフマラソン 1時間11分22秒(全日本実業団ハーフ・2001年3月11日)
  • マラソン 2時間24分54秒(名古屋国際女子マラソン・2005年3月13日)

脚注

  1. ^ Athlinks. “Berlin Marathon Results 1998”. 2013年12月1日閲覧。
  2. ^ 関西テレビ. “第21回 大阪国際女子マラソン 10位までの結果”. 2013年12月1日閲覧。
  3. ^ 関西テレビ. “第23回 大阪国際女子マラソン 10位までの結果”. 2013年12月1日閲覧。
  4. ^ 中日新聞. “第26回大会 名古屋国際女子マラソン”. 2013年12月1日閲覧。
  5. ^ 共同通信 (2005年3月14日). “高岡、弘山ら代表決定 8月の世界選手権マラソン”. 2013年12月2日閲覧。
  6. ^ sportsnavi. “世界陸上ヘルシンキ大会2005 マラソン速報(女子)”. 2013年12月1日閲覧。
  7. ^ レッズランド. “レッズランドランニングスクール”. 2013年12月1日閲覧。
  8. ^ a b スポーツ・エイドジャパン「ランニング塾」の今後 NPO法人スポーツエイド・ジャパン
  9. ^ やっぱり今日も走ってる. “お久しぶりです。”. 2015年7月16日閲覧。
  10. ^ やっぱり今日も走ってる. “2度目のキタタン。出発まで。”. 2015年7月16日閲覧。

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