水生哺乳類のクロストリジウム症菌とは? わかりやすく解説

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水生哺乳類のクロストリジウム症菌 [Clostridium septicum]

 ヒトガス壊疽(えそ)やヒツジ悪性水腫原因菌でもあるこの細菌は、一般に土壌動物腸管内に広く分布しているが、クジラバンドウイルカサカマタアシカオットセイアザラシなどが傷を負う感染して、おもに腸管壊死(えし)をおこす。以前食用として捕獲されクジラから分離されたこともあり、とくに低温高温でも耐性であるから注意が必要である。
クロストリジウム属細菌グラム陽性偏性嫌気性桿菌で、細胞周囲多数鞭毛をもって運動するまた、高温低温耐えることができるのは芽胞をつくるからである。この病原菌大きさは0.6-1.9×1.9-35.0μmと非常に幅があり、多形であることが特徴である。発育適温37-40であるが、46では発育しない。なお、この細菌多く菌株種々の酵素毒素(細菌毒素)を産生する。それらの中でDNA分解酵素多糖分解酵素溶血毒素などはよく研究された。




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