水生哺乳類のクロストリジウム症菌 [Clostridium septicum]
クロストリジウム属の細菌はグラム陽性、偏性嫌気性の桿菌で、細胞の周囲に多数の鞭毛をもって運動する。また、高温や低温に耐えることができるのは芽胞をつくるからである。この病原菌の大きさは0.6-1.9×1.9-35.0μmと非常に幅があり、多形であることが特徴である。発育の適温は37-40℃であるが、46℃では発育しない。なお、この細菌の多くの菌株は種々の酵素や毒素(細菌毒素)を産生する。それらの中でDNA分解酵素、多糖分解酵素、溶血毒素などはよく研究された。
水生哺乳類のクロストリジウム症菌と同じ種類の言葉
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