水生爬虫類のマイコバクテリウム症菌とは? わかりやすく解説

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水生爬虫類のマイコバクテリウム症菌 [Mycobacterium avium,Mycob.fortuitum,Mycob.Xenopi]

 これらの細菌は本来、トリブタウサギ結核や、ときにはヒトの呼吸器感染症(結核)、慢性肺炎あるいは尿路感染症原因菌として知られている。一方魚類とくに熱帯魚マイコバクテリウム症の原因菌もあるが、アオウミガメアカウミガメなどに結核似た結節をつくる病気の原因菌でもある。まれではあるが水族館発生する例がある。マイコバクテリウム属細菌グラム陽性好気性の桿菌(0.2-0.6×1.0-10μm)である。運動はせず、芽胞莢膜気菌糸などももたない。形も多様細胞壁には特有の脂質多く染色後は酸、アルコール煮沸などに対して抵抗性が強いので、抗酸性菌ともよばれている。
マイコバクテリウム・アビウムはおもに鳥類結核菌として知られている。発育37゚Cが最適温度であるが生育速度比較的遅い。約7日無色集落をつくるが、さらに培養続けると集落黄色になる。マイコバクテリウ・キセノピもこれと似ているが、マイコバクテリウム・フォルツイタムはバター状の集落をつくる。




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