沈降反応とは? わかりやすく解説

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沈降反応 [Precipitin reaction]

 タンパク質多糖脂質などの抗体と、それの特異的な抗体を含む抗血清とを試験管内反応させると、抗原-抗体反応おこして沈降物ができる。この沈降物は抗原分子抗体分子連続的に結合して肉眼でみえるようになるからである。従来、その沈降物が顕微鏡レベル大きさ場合凝集反応とよばれ、それ以下大きさ場合に沈降反応とよんでいる。沈降反応をおこす抗原沈降原、その抗体沈降素という。

沈降反応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 07:37 UTC 版)

沈降反応(ちんこうはんのう、precipitation reaction)とはコロイド状の可溶性抗原が特異抗体と結合すると肉眼で観察可能な沈降物を生じる反応。沈降反応は抗原や抗体の定量や定性に利用され、混合法、重層法、ゲル内拡散法がある。




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