水揚げ (花街)とは? わかりやすく解説

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水揚げ (花街)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/23 03:59 UTC 版)

水揚げとは江戸時代から売春防止法施行以前の時代に芸妓遊女が初めて客と寝所にて接することであった。そのとき処女を喪失することになっていた(水揚げと称して複数の客から金銭を稼ぐこともあった)。


  1. ^ 「傾城の新艘を仕立てて初めて売り出すことをいふ。買い始める人を水上げ客といふ。この名、新艘の女郎を舟に比していひたることなり」畠山箕山『色道大鑑』。
  2. ^ 三宅小まめ 森田繁子『祇園うちあけ話』(PHP文庫、2004年)69-70頁、杉田博明『祇園の女 文芸芸妓磯田多佳』(新潮社、平成3年)61-62 頁、相原恭子『京都 舞妓と芸妓の奥座敷』(文春新書、2001年)184-185頁、安田武「祇園随想」『太陽 '72 6月号』(平凡社)87頁、臼井喜之介・熊谷康次郎・稲岡傳左衛門「座談会 今は昔 祇園の夜話」『太陽 '72 6月号』(平凡社)98頁、「髷替え」 アーカイブ 2010年12月1日 - ウェイバックマシン宮川町小糸『宮川町 芸妓さん舞妓さんのページ』
  3. ^ 南ちゑ『日本の髪型』(紫紅社、昭和56年)108頁、京都美容文化クラブ『日本の髪型 伝統の美 櫛まつり作品集』(光村推古書院、平成12年)226-227頁、京都上七軒市まめ『舞妓のお作法』(大和書房、2007年)56頁、杉田博明『京の花街 祇園』(淡交社、2003年)65頁
  4. ^ 溝縁ひろし「舞妓さんの持ち物と髪型」『祇をん市寿々』(小学館、2000年)、「衿替え」 アーカイブ 2010年12月1日 - ウェイバックマシン宮川町小糸『宮川町 芸妓さん舞妓さんのページ』。
  5. ^ 野坂昭如「一力茶屋宿酔夢」『太陽 '72 6月号』(平凡社)92頁。
  6. ^ 岩崎峰子『芸妓峰子の花いくさ』(講談社、2001年)170-171頁、192頁。なお、「旦那について」 アーカイブ 2012年12月16日 - ウェイバックマシン宮川町小糸『宮川町 芸妓さん舞妓さんのページ』では、初めて旦那を持つことを水揚げだと定義している。
  7. ^ 桐木千寿『愛され上手になる祇園流・女磨き』(講談社、2007年)113頁
  8. ^ 福田利子『吉原はこんな所でございました』(教養文庫、1993年)96頁、みな子『華より花』(主婦と生活社、2009年)110-112頁。


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