おふくとは? わかりやすく解説

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お‐ふく【御福】

読み方:おふく

「ふく(福)【一】2」に同じ。

多聞の—を、清水にて給はらうずる間」〈虎明狂・毘沙門

おたふく。おかめ。

姫君さて置きたとへ餅屋の—でも」〈浄・反魂香

文楽人形の首(かしら)の一。下女下級女郎の役に使う。


おふく

作者藤沢周平

収載図書暁のひかり
出版社文芸春秋
刊行年月1986.3
シリーズ名文春文庫

収載図書藤沢周平全集 第1巻
出版社文芸春秋
刊行年月1992.6

収載図書暁のひかり 新装版
出版社文藝春秋
刊行年月2007.2
シリーズ名文春文庫


オ福(フク)

読み方:おふく

  1. オカメに同じ。上方語。又、鼠をいふ。福神使者といふ意より出づ

分類 上方語

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おふく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:44 UTC 版)

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舞妓風のおふく

おふくは、もともと少女の髷として登場し現代は京舞妓に結われる髪型。吹髷(ふくわげ)とも言う。

見た目が大分異なるが、京都の嶋原太夫に結われているものも、構造的には違いはない。

勝山髷系統の髪型で、吹輪の派生。 初期は、大奥に勤める若い見習いの御殿女中に結われていたが、民間にも広まり華やかにアレンジされて現代の舞妓に結われている[1]。 本項ではこの、舞妓の髪型を中心に扱う。

ちなみに年少の舞妓は割れしのぶを結うが、舞妓になって2〜3年ほど経ち、可愛らしい割れしのぶが似合わなくなった頃におふくに結い変る(髷替え)。芸妓になる1〜2ヶ月前から奴島田を、一週間ほど前になると先笄を結う。

特徴

最初は吹輪の輪を小さく平たく結ったものだったが、現在はこれに入れ毛をたっぷりと添えて髷を丸く整形する。

割れしのぶには髷の中に「ありまち鹿の子」という赤い絞りの縮緬を飾り、髷の上下を割って見せるが、こちらは銀箔を押した赤い縮緬を髷の下部分に留めるのが特徴。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 相原恭子『京都花街 ファッションの美と心(淡交社、2011年7月6日)』p.12

関連項目


おふく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/16 08:01 UTC 版)

橋廻り同心・平七郎控」の記事における「おふく」の解説

永代橋の西詰めにある水茶屋「おふく」の女将年齢不詳だが、艶も色もあり、おふく目当てやってくる男客も多い。

※この「おふく」の解説は、「橋廻り同心・平七郎控」の解説の一部です。
「おふく」を含む「橋廻り同心・平七郎控」の記事については、「橋廻り同心・平七郎控」の概要を参照ください。

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