比喜多宗積の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:02 UTC 版)
比喜多宗積は屋号を大文字屋という京都の豪商で、日野肩衝を始めとする名物を所蔵していたことでも知られる。5代中田疎軒は江州堅田の辻氏から養子になった人で、多くの門人があり幕末の京都茶道界で一世を風靡した。7代月山は妙心寺537世で桂春院に住し、石河中軒・長谷川諦観・幽玄庵道契といった門弟を育てた。これによってそれぞれの系譜に分かれたが、これらをまとめて比喜多宗積派と称している。 比喜多宗積派代名生没年月日備考二 比喜多宗積 不詳-1714年7月20日 三 比喜多木仙 不詳-1762年10月19日 四 比喜多元達 1748年-1818年11月2日 五 中田疎軒 1772年-1857年7月9日 六 大珠院固巌 1786年-1871年1月27日 七 桂春院月山 1817年-1886年12月15日 八 石河中軒 1861年-1929年1月27日 (岐阜) 九 石河長軒 1893年-1969年2月4日 十 石河峯軒 1926年- 八 長谷川諦観 1836年-1910年10月25日 (大阪) 九 岩村松軒 1869年-1942年1月6日 華道遠山古流3世 十 岩村松軒 1910年-1944年 華道遠山古流4世 十一 岩村松軒 1914年-1961年3月31日 華道遠山古流5世 十二 中尾宗軒 1903年-1971年1月25日 華道遠山古流6世 十一 中村梅軒 1925年-1997年8月25日 9代岩村松軒の門人中村梅軒の孫 十二 中村瑞軒 1929年ー 隠居 十三 柿本梅軒 1952年ー (好日庵)当代
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