歴史と系譜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 08:02 UTC 版)
藤村庸軒は、久田家初代の久田宗栄の次男で、呉服商十二屋の藤村家に養子に入ったとされる(異説あり)。千宗旦のもとで皆伝を受け宗旦四天王の一人に数えられた。藤村庸軒の門人には茶に優れた人が多く、それぞれの系譜が伝わっている。そのうち現在まで伝わっているのが藤村正員、近藤柳可、比喜多宗積の流れである。 藤村家の本家十二屋は庸軒長男の恕堅から、途中養子を取りながら継承されたが、茶の系譜としては恕堅と松軒のみで絶えている。 藤村家(十二屋)歴代代名生没年月日備考 藤村宗徳 不詳-1597年4月28日 藤村宗佐 1576年-1636年6月16日 初 藤村庸軒 1613年9月1日-1699年9月17日 養子で久田宗栄の次男か 二 藤村恕堅 1638年-1699年9月7日 藤村恕求 1656年-1704年8月27日 藤村柳元 不詳-1726年2月11日 養子で庸軒の4男、医師 三 藤村松軒 不詳-1784年2月30日 藤村源右衛門 不詳-1790年7月13日 養子で恕堅の2男芳隆の子か 藤村源兵衛 不詳-1768年9月24日 藤村源之丞 不詳-1838年3月5日 源兵衛の実弟
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