歴史と種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/27 04:37 UTC 版)
「パルスオキシメーター」の記事における「歴史と種類」の解説
1977年にミノルタカメラ(現:コニカミノルタセンシング)の山西昭夫らによって、世界初の指先測定タイプのパルスオキシメータが商品化された。ミノルタカメラがアメリカにパルスオキシメーターを持ち込み、アメリカ合衆国のバイオクス社・ネルコア社がその技術を改良し、麻酔中のモニターとして、パルスオキシメーターがまずアメリカで1980年代に定着した 。 初期のパルスオキシメーターは、据え置き型(スタンドアローン)で、患者のベッドサイドでモニタリングできるものが主流であった。1990年代になって、ヨーロッパで小型でハンドヘルドタイプのものが開発された。 日本では、ミノルタカメラが1992年のハンドヘルドタイプのPULSOX-5を発売している。1993年に、久保田博南により小型化・ポータブルタイプの必要性が提唱された。1997年に、コニカミノルタセンシングで腕時計タイプのものが商品化され、同時期以降、センサと本体を一体化して、手指につけられる超小型の装置が主流となった。
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