次世代を見据えた自動車開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 06:11 UTC 版)
「豊田章男」の記事における「次世代を見据えた自動車開発」の解説
自動運転・モビリティサービス マイクロソフトと自動運転やコネクティドカー開発のための「Toyota Connected, Inc.」、ソフトバンクとモビリティサービスのための「MONET Technologies」を共同出資により設立し、ITを用いた新たな自動車技術および自動車サービスの開発に取り組んでいる。また2018年発売のカローラスポーツには、200万円台の国産車で初めてコネクティド機能を搭載させた。 エコカー開発 2016年念頭に「今後100年はエコカーの時代」とし、燃料電池車やプラグインハイブリッド車(PHV)など複数の技術を、各地域の消費者のニーズに合わせてより本格的な展開を進め、世界的に広がる環境政策に対応するとした。2015年には普及を目的に燃料電池車に関わる特許5700件を無料公開し、「水素社会」の促進に努めた。またEV(電気自動車)の分野についても、マツダ・デンソーと「EV C.A Spirit」を共同設立して開発を行う。なおラインナップ全てをEV化することには否定的で、公には「2025年までにエンジン車のみの車種をゼロにする」としているが、これはガソリン車しかラインナップされてない車種にもモデルを追加するという意味で、純エンジン車自体を撤廃するというわけではない。2021年には水素燃料エンジンの市販車への導入に向けた開発に着手したことを明らかにしている。 実験都市の建設計画 2020年、あらゆるモノやサービスがネットで繋がる「コネクテッド・シティ」の実験都市を東富士工場跡地に建設する計画を公表している。
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