橋本線・那賀線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 14:03 UTC 版)
橋本線は南海和歌山市駅と橋本駅を結んでいた路線、那賀線はそのうち那賀営業所前 - 橋本駅前が廃止された後の路線。橋本線時代の全線通し運行距離は約49km、所要時間1時間50分(上りのみ1時間55分)と和歌山県北部エリアの路線バスでは長く、かつては那賀営業所前で運転士が引継交代をしていた。また、当線区は国土交通省・和歌山県から補助金を受けていた。 和歌山バス時代は、当営業所のメイン路線で1時間当たり各駅停車と急行バスを合わせ3本も運行していた。90年代に入り、当社への移管後も暫くは1時間に1本程度の運行本数が維持されていたものの、和歌山線の増発や沿線地域の少子高齢化、自家用車への転移から年々利用者が減少。90年代後半からは減便と更なる利用者減少が繰り返され、2017年3月31日の運行を最後に那賀営業所以東(名手 - 橋本駅前間)が廃止された。翌4月1日より、路線名を「橋本線」から「那賀線」と改称。その後、2019年3月31日をもって211系統が廃止され、残った213系統と15系統も2020年3月末をもって廃止となった。廃止時のダイヤは213系統が土曜のみ5往復(最終運行日は2020年3月28日)、15系統は平日のみ1.5往復(最終運行日は2020年3月27日)。 2008年3月15日ダイヤ改正により廃止214系統 南海和歌山市駅 - 市役所前 - 公園前 - 本町二丁目 - 阪和駅前 - 有本 - 八軒家 - 岩出駅前 2017年4月1日ダイヤ改正により廃止210系統 南海和歌山市駅 - 市役所前 - 公園前 - 本町二丁目 - 阪和駅前 - 有本 - 八軒家 - 岩出 - 粉河駅前 - 那賀営業所前 - 名手 - 笠田駅筋 - 妙寺 - 紀北病院前 - 橋本駅前 12系統 那賀営業所前 - 名手 - 笠田駅筋 - 妙寺 - 紀北病院前 - 橋本駅前 2019年4月1日ダイヤ改正により廃止211系統 南海和歌山市駅 - 市役所前 - 公園前 - 本町二丁目 - 阪和駅前 - 有本 - 八軒家 - 岩出 - 粉河駅前 - 那賀営業所 2020年4月1日ダイヤ改正により廃止213系統 南海和歌山市駅 - 市役所前 - 公園前 - 本町二丁目 - 阪和駅前 - 有本 - 八軒家 15系統 岩出 - 粉河駅前 - 那賀営業所前:紀の川市立田中小学校の児童通学のスクールバスも兼ねていた。
※この「橋本線・那賀線」の解説は、「和歌山バス那賀」の解説の一部です。
「橋本線・那賀線」を含む「和歌山バス那賀」の記事については、「和歌山バス那賀」の概要を参照ください。
- 橋本線・那賀線のページへのリンク