森林保険とは? わかりやすく解説

森林保険

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 22:25 UTC 版)

林野庁」の記事における「森林保険」の解説

森林保険は火災気象災害及び噴火災害によって森林生じ損害を、国が保険者となり填補することを目的とした保険である。森林保険法(昭和12年3月31日法律25号)が規定する被保険者民有人工林所有者限られる国営の、森林国営保険のときは、経理明確にするため、森林保険特別会計により一般会計から区分して経理いたが、国営廃止により特別会計廃止された。加入率(加入者の所有人工林面積民有人工林面積除した数値)は2009年度は13.3%(1,058千haとなっている。林業縮小に伴い1984年昭和54年)の32.2%(2,411ha)をピーク以後一貫して減少続け、現在も漸減傾向にある。最新統計では2020年における加入している森林面積は614,560haとピーク時4分の1となっている。加入率は、保険加入面積時点での民有人工林面積データがまだ公表されていないため算出不能であるが、2017年3月31日現在の6,569ha計算すると9.3%になる。 2006年行政改革推進法成立以降林野庁国営廃止し独立行政法人又は民間保険会社移管することの検討行い森林国営保険法等の一部改正する法律平成26年4月16日法律第21号)により、2015年4月1日から国営から国立研究開発法人森林総合研究所による運営移行した。なお国研究開発法人森林総合研究所は、2017年4月1日国立研究開発法人森林研究・整備機構となった改正により根拠法森林国営保険法から森林保険法に題名改正された。

※この「森林保険」の解説は、「林野庁」の解説の一部です。
「森林保険」を含む「林野庁」の記事については、「林野庁」の概要を参照ください。

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