森林公園とそのイルミネーション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 23:45 UTC 版)
「ウォルソール」の記事における「森林公園とそのイルミネーション」の解説
ウォルソール森林公園は裕福なハザートン家が出資し、1874年5月4日に公式に開園した。「闘犬、牛攻め、闘鶏から安らぎの生活への転換」を企図していたが、入場料として2旧ペンスを徴収したため庶民の反応は芳しくなく、7年後、議会は入場無料とした。かつて石切り場だった2つのボート池、テニスコート、屋外プールのほか、後の拡張で子ども向けプレイエリアや浅いプールができた。 開園以来、森林公園ではさまざまなイベントや改装が行なわれてきた。1951年にはじまったイルミネーションも、そのひとつである。1970年代までは、秋にカップルをターゲットにして、木々に白熱球をまきつけて行われた。電球はブラックプール・イルミネーションから中古品を購入していたが、しだいに「自前」でつくりはじめ、後々にはすべてをまかなうまでになった。 イルミネーションには6万個の電球が使われ、企画には丸一年かけられた。1995年には推計25万人が来場したが、その後は伸び悩み、再検討の対象になった。町議会は2009年2月、イルミネーションを向こう3年間行わないと発表し、2010年1月には恒久的に廃止することを決定、代わりにコンサートやレーザー光を使ったショーなどのイベントを行うとした。電球は希望する団体に売却される。
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