桃太郎電鉄×銚子電鉄 桃太郎電鉄ラッピング車両
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「桃太郎電鉄シリーズ」の記事における「桃太郎電鉄×銚子電鉄 桃太郎電鉄ラッピング車両」の解説
経営難にある銚子電鉄において、2007年4月26日からラッピング車両の運行が開始された。ラッピング車両の出発式にはゲーム監督のさくまあきらやキャラクターデザイナーの土居孝幸、ハドソン執行役員常務の香月薫児などが出席した。ラッピング電車導入の経緯としては、銚子電鉄が整備中の車両の外壁修復費の捻出に苦労していると言うことから、ハドソンが修復費を負担する意味合いからラッピング電車の導入となった。銚子電鉄においてここまで本格的なラッピング電車の導入は初めてである。車両デザインは土居孝幸が手掛け、銚子電鉄1001号車にラッピングが施された。車両は3年間運行される予定だったが、2010年4月8日に継続実施が発表されている。『12』においての「潮風のんびり銚子電鉄レース」というイベントゲームを導入したのが桃太郎電鉄シリーズと銚子電鉄の関係の始まりで、経営難にあっても地道な努力を続ける銚子電鉄側にハドソンが賛同する形となり、千葉テレビ放送ではハドソン提供の「桃太郎電鉄天気予報」が放送されたことがあった。また、この一環で同年8月4日に本シリーズの貧乏神とイヌ・サル・キジを組み合わせた3体の石像「しあわせ三像」が同社線の3駅(犬吠駅、仲ノ町駅、笠上黒生駅)に設置された。またこのラッピング車両は、トミーテックからディスプレイモデル「鉄道コレクション」として発売された。2012年5月16日、ラッピング車両の運行終了が発表され同日をもって運行終了となった。5月20日までは保管先の車庫で見学が可能だった。ラッピング車両やしあわせ三像は『2010』のオープニングムービーにも登場している。 また同タイアップを記念して銚子電鉄名物のぬれ煎餅とコラボした「桃太郎電鉄 ぬれ煎餅」や、犬吠駅限定で「桃鉄かつおの佃煮」「桃鉄さんまの佃煮」「桃鉄いわしの佃煮」が発売された。
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