東京メトロ東西線直通電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 16:52 UTC 版)
「中央・総武緩行線」の記事における「東京メトロ東西線直通電車」の解説
本節の区間表記は、JR線 - 東西線間相互直通電車(その先の東葉高速鉄道東葉高速線直通電車も含む)は、三鷹駅・中野駅→(東西線・東葉高速線)→西船橋駅・津田沼駅の順を用いるが、乗り入れ電車の区間表記は、東西線との接続駅が中央緩行線側が中野駅のため「西行」を、総武緩行線側が西船橋駅のため「東行」の区間表記順をそれぞれ用いる。 東京メトロ東西線と相互直通運転を行い、中央緩行線側が中野駅から三鷹駅まで、総武緩行線側が西船橋駅から津田沼駅までそれぞれ相互に乗り入れている。中央緩行線側は早朝と深夜を除く時間帯で半分弱の電車が東西線に直通しているが、総武緩行線側は平日朝夕のみの乗り入れである。 JR線 - 東西線間相互直通電車は、平日は三鷹駅・東陽町駅・妙典駅・西船橋駅発着および中野駅・津田沼駅発着が大半であるが、朝に浦安発三鷹行きがある。なお朝・夕のみであるが、東西線経由三鷹駅・津田沼駅発着という、東西線経由で両線の東西最長乗り入れ区間電車も運行されている。土休日は、三鷹駅・西船橋駅発着のみである。 東西線は東葉高速線とも相互直通運転を行っているが、ATS-Pおよび列車無線対応の関係で、東葉高速鉄道の車両が当線に乗り入れてくることもJR東日本の車両が東葉高速線に乗り入れることもない。その関係で、平日早朝の八千代緑が丘発三鷹行きや朝夕を中心とした時間帯に多数運行される三鷹駅 - 東葉勝田台駅間を直通する電車は、全て東京地下鉄の車両である。ただし、土休日は平日と比較すると三鷹駅・東葉勝田台駅発着電車は激減する。なお、昼間の東葉高速線直通の東西線快速電車は全て中野駅で折り返しているが、朝・夕のみ三鷹駅・ 東葉勝田台駅発着の東西線快速電車(平日のみ東葉勝田台発三鷹行きの通勤快速もあり)が運行される。2017年3月4日のダイヤ改正で、三鷹発八千代緑が丘行きの各駅停車が設定されたが、2021年3月13日現在三鷹発東葉高速線直通電車は全て東葉勝田台行きである。 また、東西線内快速運転の電車(通勤快速、2014年3月15日の改正で廃止された東葉快速も含む)はJR線の高円寺 - 三鷹駅間・西船橋駅 - 津田沼駅間でも「快速」または「通勤快速」の案内となるが、中央急行線や総武快速線の線路への乗り入れではなく、中央・総武緩行線の線路にて運転され、そりぞれの乗り入れ区間では各駅に停車する。なお、上記の東西線経由三鷹駅・津田沼駅発着電車の一部は「快速」または「通勤快速」(「通勤快速」は津田沼発のみ)で運行される。
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