東京メトロ東西線衝突事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:00 UTC 版)
「日本の鉄道事故 (2000年以降)」の記事における「東京メトロ東西線衝突事故」の解説
2009年(平成21年)9月9日 4時10分頃(車両衝突、輸送障害) 東京メトロ東西線・東陽町駅に留置されていた始発の営業用電車(05系)西船橋行き各駅停車に保線用機器が正面衝突し、走行不能になった(保線用機器にはATC車上装置は搭載されていない)。そのため東西線は始発から高田馬場駅 - 葛西駅間で運休となり、途中高田馬場駅 - 九段下駅間では部分的に運転を再開するものの、衝突された営業電車の先頭車両が連結器破損のため牽引できず、深川車両基地までの登り勾配を人力で移動せざるをえなかったこともあり全線で運転再開するまで5時間以上を要した。けが人はいなかったものの、通勤ラッシュの時間帯を直撃したため29万人に影響した。 この事故の影響を重く見た国土交通省関東運輸局は、東京メトロに対して早期の原因究明と再発防止を求める警告文書を発出した。
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