条約採択とは? わかりやすく解説

条約採択

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/14 20:52 UTC 版)

大陸棚に関する条約」の記事における「条約採択」の解説

国際連合海洋法会議」も参照 1947年国連総会国際法法典化任務とする国際法委員会設立し、同委員会第1会期においては14の項目が法典化対象として議題となったが、領海制度公海制度といった海洋法に関するテーマもその議題含まれた。国際法委員会はJ.P.A.フランソワ特別報告者任命しフランソワ報告書関係国意見参考にして委員会1956年の第8会期において大陸棚に関する規定を含む73カ条からなる海洋法草案採択した国際法委員会はこの草案条約として実効性あるものにすべく、国連総会に対して外交会議招集し草案審議を行うよう勧告した。この勧告受けて国連総会決議1105 (XI)を採択し、これにもとづき1958年スイスジュネーヴ開催され第1次国連海洋法会議国際法委員会作成した73カ条の草案提出された。86カ国の参加による同会議では国際法委員会草案をもとに審議がなされ、その結果本条とともに領海条約公海条約公海生物資源保存条約4つ条約採択された。この4つ条約ジュネーヴ海洋法4条約といわれる

※この「条約採択」の解説は、「大陸棚に関する条約」の解説の一部です。
「条約採択」を含む「大陸棚に関する条約」の記事については、「大陸棚に関する条約」の概要を参照ください。

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