条約改正に関する意見書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 08:43 UTC 版)
谷は明治20年の農商務大臣辞任前、7月3日に『(条約改正に関する)意見書』を内閣に提出しており、内容は内閣・外交・行政など多岐にわたっている。一例をあげれば、言論に関しては「政府官吏は自ら進んで新聞や演説にて討論すべきであり、それによって人心が活発になり、腐敗の世態が回復するであろう」と述べている。また倫理に関しては「官禄に衣食するものは上は陛下の聖意を思い、下は人民の休戚をおもい、戦々兢々ただその責任の尽くせないことを恐れるべし」とも述べている。
※この「条約改正に関する意見書」の解説は、「谷干城」の解説の一部です。
「条約改正に関する意見書」を含む「谷干城」の記事については、「谷干城」の概要を参照ください。
- 条約改正に関する意見書のページへのリンク