条約改正への寄与
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/24 07:50 UTC 版)
「ヘンリー・デニソン」の記事における「条約改正への寄与」の解説
井上馨外務卿以来、歴代の外務卿・外相に顧問として仕え、当時の国家的課題であった条約改正案に関与する。1881年(明治14年)には最恵国待遇条款についての進言を行っている。さらに1884年(明治17年)11月には条約改正会議において改正案の英文を起草したのを始め、大隈重信・榎本武揚・陸奥宗光ら歴代の外務大臣が手がけた条約改正交渉の草案を作成している。不平等条約の重要点であった治外法権の撤廃にも尽力し、1886年(明治19年)に米国との間で逃亡犯罪人引渡条約を締結させることに成功した。
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