本項の用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:18 UTC 版)
時代細分は、例えば「縄文前期黒浜式」は縄文時代前期のなかで黒浜式土器期の意味。 土器についても、例えば『縄文土器(関山,黒浜)』と書いた場合は関山式土器と黒浜式土器が出土しているということである。古代は古墳期から平安期である。「古代の土師器」と書いた場合は「古墳時代または飛鳥時代、奈良・平安時代」の土師器の意味である。 湮滅と書いた場合はその貝塚は開発や発掘調査などによって2020年現在ではもはや消滅していることを示す。ただし湮滅と書いていなくても実際には現存しない場合も多い。特に都市部の貝塚では現存しているものは少ない。 鹹水は塩辛い水、つまり海水のことで海産の貝(ハマグリなど)が出土する貝塚。汽水は海水と淡水の混じった河口付近の水でヤマトシジミなどが代表である。またマシジミなど淡水産の貝を主体とする貝塚もある。純鹹とは海産性の貝で出来た貝塚、主鹹は主に海の貝で形成された貝塚の意味である。鹹水性と書いた場合は純鹹もしくは主鹹である。ハマグリの仲間には内湾性の強いハマグリと外洋性のチョウセンハマグリがあるが、資料によってはハマグリとチョウセンハマグリを特に分けずに合わせてハマグリとしているものがある。 土坑と土壙については土坑は人為的に掘った穴、土壙は土坑の中でも墓穴である可能性が高い穴である。ただし坑と壙の使い分けは資料作成者によって異なる。土坑墓と書いている場合は墓穴である。 指定欄は国指定遺跡、県指定遺跡、市指定遺跡などを表している。2021年現在千葉県には国の特別史跡および国の史跡となっている貝塚は13個ある。
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本項の用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 02:20 UTC 版)
貝塚の主な形成期欄における( )内は時代細分。例えば縄文前期(黒浜)は縄文時代前期のなかで黒浜式土器期の意味。花積下層式期はおよそ7000-6700年前(1950年起点、以下同じく)、関山式期はおよそ6700-6450年前、黒浜式期は6450-6050年前、諸磯式期は6050-5600年前(そのなかで諸磯aは6050-5950年前)、勝坂式期は5380-4900年前、加曾利E式期は4900-4420年前、堀之内式期は4240-3820年前、加曾利B式期は3820-3470年前である。 主たる貝・その他の貝欄には、貝塚を形成する貝の種別を示した。鹹水は塩辛い水、つまり海水のことで、純鹹は海産性の貝(ハマグリ、ハイガイなど)のみで、主鹹は主に海産性の貝で形成されていることを表す。汽水は海水と淡水の混じった河口付近の水のことで、汽水性の貝はヤマトシジミが代表である。またマシジミなど淡水産の貝を主体とするものもある。
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