月原 旬 (つきはら しゅん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:25 UTC 版)
「土竜の唄」の記事における「月原 旬 (つきはら しゅん)」の解説
元・阿湖義組若頭補佐→ロシアンマフィア→潜入捜査官(非公式)。27歳。阿湖と共謀して日浦やそのほかの組員には内緒でMDMA仕入のシノギを行っており、後、密輸ルートを探ろうとする菊川と、その思惑を知らず相棒契約を結ぶ。現実主義者で任侠道は既に古いと考えている。108万錠のMDMA取引時に海に転落し摘発を逃れるも片手を失う。その後ロシアン・マフィアの一員として身を置きながら、菊川に復讐すべく行動を開始する。沖縄の盃事終了後に再登場し、菊川に轟周宝逮捕のためのギロチーナ・ファミリーとの取引の話を持ちかける。菊川より先にシチリア入りし、様々な難題を菊川に解決させ、何とか数寄矢会とギロチーナ・ファミリーとの取引にまで漕ぎつける事に成功、その様子を小型カメラを仕込んだ義手で映像・画像に収める。証拠画像を菊川に見せる名目でシチリア・マフィア御用達の硫酸バスタブのある小屋に招き、復讐を果たすために菊川に襲いかかる。初めは特製義手に付け替え、新たに習得した格闘技「コマンドサンボ」で菊川を翻弄、トドメを刺す一歩手前まで追い詰める。しかし菊川の機転により徐々に押され始め、最後の局面では必殺技の連発を喰らい、敗北する。しかしそれでも自分の負けを認められず、悪あがきとして義手榴弾で菊川を殺そうとするが、先程の戦いのダメージで体が思うように動かず、誤って義手榴弾を硫酸バスタブの中に落としてしまい、ピンチに陥るが、菊川に庇われる形で命を救われる。そこから菊川の人間性と覚悟を目の当たりにして、菊川への復讐を断念、再び相棒契約を結び、本当の意味で菊川の仲間となる。
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